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学生の臨床研修
小嶋歯科医院では歯学部の学生を対象に、大学歯学部と連携し、臨床研修の場としての協力体制をとっております。
今までに多くの学生を受け入れて参りました。
患者様のために少しでも良い治療をしたいと志を持った学生を暖かく見ていただければ幸いです。
インプラントの後に注意
インプラント治療は大変進んだ素晴らしい治療方法のひとつです。しかし、インプラントの治療が済めば虫歯にならないから安心なのでしょうか?それは残念ながら間違えです。
確かに人工の歯根(インプラント)を埋入し、人工の歯をかぶせるのですから人工物が虫歯になるはずがありません。しかし、抜歯をしなくてはならない原因を考えた場合、その多くは虫歯ではなく歯周病が原因なのです。20代頃までは歯周病が原因で抜歯をするケースはほとんどありませんが、30代半ばを過ぎると増え始め40代にもなると抜歯に至る原因の多くが歯周病になってしまいます。
歯周病はプラークに棲み付いた歯周病菌が歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)に入り込み歯ぐきの炎症を引き起こし歯をささえる骨を溶かしてしまう病気ですから、人工のインプラントでも同じ事が起こります。歯周病の学会等では人工のインプラントの方が歯周病の進行が早いとも言われています。人間の歯が本来持っている細菌防御能力までは備えていないからです。
インプラントの治療をした方も油断をせず、予防を心がける事をおすすめします。
更新情報
- 令和6年9月更新